AK−69ってやっぱイケてる。AK-69の活動を初期から音源と一緒に振り返る その1

AK−69ってやっぱイケてる。AK-69の活動を初期から音源と一緒に振り返る その1

AK−69ってやっぱイケてる。

AK−69といえば今では日本のヒップホップシーンにおいて、知らない人はいないというくらいの人気アーティストです。
リアーナやジャスティンビーバー、ジェイZやカニエウエストなど、ヒップホップ界を牽引するアーティストが揃うDef Jam Recordingsの、日本再始動初のアーティストとして契約。
誰もが憧れるメジャーレーベルから作品を発表し続ける傍、2014年に自身初の日本武道館ライブを行い、2017年には二度目の武道館ライブを2DAYSで行い見事大成功を収めるなど名実ともに日本のラップスタである。(車やジュエリーもすごい…)

しかし、知名度が高く露出が多い分メインのファン層は純粋な日本語ラップヘッズからは少し離れていると感じる。
私はB-NINJAH&AK-69としてB-NINJAHと一緒に活動していた頃から音源は必ずチェックし、ライブには何度も足を運んだ事がある程のファンだったが、現在は熱が冷めており音源も正直あまりチェックしていない。
(個人的には2009年のAnd I Love You So辺りから、中高生ファンが増え一気に冷めたという感覚です。DJ MOTOとも揉めはじめ?昔のスタイルを忘れたのか…?なんか勝手に思っていました)

しかし、ここ数年abemaTVやフリースタイルダンジョン、YoutubeなどHIPHOPメディアが大きくなり、そこでAK-69を改めて見る機会が増え「この人はやっぱり才能の塊だ。日本のラップスタだ。」と見るたびに思う事が多くなった。こういった昔は熱心に応援していたファンは多いのではないだろうか。

そこで、今回は「1周回ってAK-69はやっぱりイケてる。」といったファンやAK-69の昔の音源を余り知らないファンに向けて関連するもの含め、音源等をまとめていきたいと思います。
昔からのファンからは「懐かしいな」と思っていただけるだろうし、比較的新しいファンからは「昔はこんな曲もあったんだ」と過去の音源をチェックするきっかけになればと思います。

B-NINJAH&AK-69活動時代

AK-69は愛知県小牧市出身でブイブイ言わせていたバリバリヤンキー(ギャング)です。
元々はHIPHOPではなく尾崎豊に憧れて音楽をしていましたが、名古屋のハードコアHIPHOPグループ PHOBIA OF THUGのGANGSTA CUE(現G.CUE)との出会いをきっかけにUSのギャングスタラップを知りのめり込んでいったそうです。
そこから中学の頃からの友達であるB-NINJAHと共に「B-NINJAH&AK-69」として活動をしていました。
名古屋のHIPHOPシーンは恐ろしい程にハードコアな世界で、DJ MOTO率いるWCCを中心にM.O.S.A.D.(TOKONA-X所属)、PHOBIA OF THUG、BALLERSなどWEST COAST HIPHOP色が強く文字どおりギャングスタな世界でした。この頃の様子をニートTOKYOでも語っていますね。

B-NINJAH&AK-69の問題作「The One Time -Wake up my homies-」は愛知の警察をこれでもかと言わんばかりにディスっており、発売からすぐに回収騒動となりました。
Youtubeには音源がアップされていました。良い時代なのか悪い時代なのか…(当時探し回って手に入れたテープ音源のGHETTO CAMPは流石にアップされていませんでした)
とりあえずアップされているのでラッキーと思って聴いてみてください。

「ガンも使えるんだろ?平和ボケPolice ほら撃ってきてみなそんなタマぁmiss この界隈から奴らを追い出せ!! ウーン、マジ殺してまうか?Ass kissar killar」

「少女買春、はたまた覚醒剤、しょっぴいて来る奴らと変わりはない どいつもこいつも人として低い 酔っ払てセクハラをしたり シャブ漬けの警官をかくまったり警察のOBは天下り欲の固まりとことん腹黒い、いつも暇そうに棒っきれ横にふり 何の役にもたたねぇ不能ポリ、警察どもはgu weh目ざわり 邪魔だて、お巡り、来るなて、テリトリー」

「クソ警察はあてにならない、所詮サラリーマン面倒くさいから事件になっても動かない、そんな警察なんかはいらない ツレは無意味な罪ほろぼしてる だから不祥事に業を煮やしとる バカな警察どもいわしたれ 街の警察署全部燃やしたれ」

ドギツイリリックの連発 全バースがパンチラインです。
初めて聴いた時には鳥肌が止まらなく、なんてカッコイイんだ。これが日本のFuck the Policeそのものだと衝撃でした。(後にリメイクされましたがオリジナルverの衝撃が強すぎて余り印象に残っていません)

この頃のAK-69はゴリゴリのギャングスタラップがカッコ良く他にも名曲は沢山あります。
ちなみにB-NINJAHもハンパなくカッコイイです。当時レゲエにはあまり興味がありませんでしたが、B-NINJAHだけは聴いていました。

TOKONA-Xの音源はラップバトルなんかでもよく使われているので、知っている方が多いと思いますので省きますが、AK-69が兄貴と親しむG.CUEの当時の音源もTHUGな雰囲気がプンプン出ており、DVDを購入して初めてみた時正直怖かったです。笑

本場チカーノのFLOSTとの曲213 To Tha 052(AK-69も真っ赤な衣装を身にまとい出演しています)

この頃の名古屋のヒップホップシーンは盛り上がっていましたが、ウェッサイブームの到来で名古屋だけでなく全国的に非常に盛り上がっていました。
精力的に活動するAK-69は神奈川のDS455のアルバムに客演参加するなどメキメキと実力を付けていき徐々に全国区のアーティストとなっていきました。
ウェッサイブームについては別記事としても書いています。

日本のおけるウェッサイブームを振り返る その1

見ていたテレビのスノボーのCMでB-NINJAH&AK-69のStaaaaand upが流れびっくりしたものです。
そんな中B-NINJAHが大麻で捕まってしまい、AK-69はソロ活動にシフトチェンジしていきます。

続く。

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